ホワイトレーベル配信

開発者のための音楽配信API比較

音楽配信APIで開発を進めていますか。カタログ取り込み、DSPへの配信、ロイヤリティデータに対応したAPIを公開しているのは8つのプラットフォームです。ただし、契約前に確認できる項目には大きな差があります。公開ドキュメント、サンドボックスの利用可否、公開された料金、DDEX対応の4点です。この8社をまさにこの観点で比較しました。

項目別の比較

各社の比較

プラットフォーム 公開APIドキュメント サンドボックス 公開されたAPI料金 DDEX(明記) ホワイトレーベル セルフサービス
LabelGrid api.labelgrid.com 全APIプラン 全プランをサイトに掲載 ERN 3.8.2〜4.3.2 今すぐ登録可能
Revelator api-docs.revelator.com 非公開 月額$249〜 ERN 4.3 要問い合わせ
SonoSuite 非公開 非公開 非公開 ERN 4.3 要問い合わせ
FUGA 非公開 非公開 個別のエンタープライズ契約 Charterメンバー(Downtown) 要問い合わせ
Eveara 非公開 非公開 見積もり制 明記なし 要問い合わせ
ToneGrid 非公開 非公開 非公開 ERN 4.3を表明 要問い合わせ
Limbo Music 登録制 非公開 月額€149〜799 ERN 3.8.2 要問い合わせ
Audicient 登録制 非公開 月額$59〜+初期費用 バージョンの明記なし デモ登録制
競合情報の最終確認は2026年6月(2026年6月更新)。「非公開」「明記なし」「要問い合わせ」は、その項目を各社が公に開示していないことを示します。詳細は各ベンダーに直接ご確認ください。出典は各社の公式サイト、ヘルプセンター、Spotify Provider Directoryなどです。

世界対応

DSPカバレッジ

Spotify

優先プロバイダー

DDEX 4.3.2

準拠した配信

インディペンデント

ネットワークメンバー

おすすめ

LabelGrid:もっとも始めやすい選択肢

RevelatorやSonoSuiteでは、プラットフォームを評価する前に営業への問い合わせ、デモの予約、料金交渉が必要です。LabelGridなら今日のうちに登録し、公開されたAPIドキュメントをすべて読み、すぐに開発を始められます。APIプランにはオンボーディング期間中のサンドボックス利用も含まれます。

料金はサイトで公開、業界で唯一のWordPressプラグインを提供、DDEX ERN 3.8.2〜4.3.2準拠の配信に対応。LabelGridなら、エンタープライズの営業プロセスを経ずにディストリビューターが必要なものをすべて揃えて立ち上げられます。Dolby AtmosとHi-Res Audioの配信も追加費用なしで標準対応です。Revelatorの場合、Atmosだけでもトラックのアップロードごとに$15、配信ごとに$0.50がかかります。

各社プロフィール

各プラットフォームの特徴

Revelator

月額$249からのSaaSで、api-docs.revelator.comにサプライチェーン、分析、ロイヤリティ処理を網羅したREST APIのドキュメントを公開しています。DDEX正会員でERN 4.3に対応し、ロイヤリティ100%還元モデルを採用しています。

LabelGridとの違い:全APIプランにサンドボックスが付き、月額$119からの料金を公開しています。

SonoSuite

実績のあるB2B配信SaaSで、DSP連携、アップロード、カタログ管理に対応した配信APIを備えています。DDEX ERN 4.3に対応。カタログ規模に応じたSilver・Gold・Platinumのパッケージを用意しています。料金は非公開で、別途初回のアクティベーション費用がかかります。

LabelGridとの違い:料金とAPIドキュメントを公開しているため、営業との打ち合わせなしで評価できます。

FUGA

エンタープライズ向けのREST APIに加え、XMLコマンドプロトコルを備えています。カタログ管理、配信の実行、再配信、配信停止、分析に対応します。親会社Downtownを通じてDDEX Charterメンバーです。料金は個別のエンタープライズ契約で、初期費用とレベニューシェアを含みますが、いずれも公には開示されていません。

LabelGridとの違い:セルフサービスで登録でき、公開された定額料金で利用できます。

Eveara

パートナープラットフォームとの連携向けに作られたホワイトレーベルAPIで、世界80社以上のパートナーが利用しています。APIドキュメントも料金も非公開で、すべて営業経由になります。DDEX対応の表明は公にはありません。

LabelGridとの違い:公開ドキュメント、サンドボックス、DDEX ERN 3.8.2〜4.3.2の配信に対応しています。

ToneGrid

2026年4月からのパブリックベータ版で、エンタープライズ向け配信APIとDDEX ERN 4.3の生成を掲げています。ただし、APIドキュメント、導入企業名、詳細な料金はまだ公開されていません。

LabelGridとの違い:9年の本番運用実績があり、ドキュメントを今すぐ読めます。

Limbo Music

モジュール式の「Music Blocks」SaaS(月額€149〜€799、手数料なし)で、エンタープライズ向けのRESTful APIを備えますが、ドキュメントは登録制です。DDEXのパイプラインはERN 3.8.2で動作します。2005年設立、マドリードの独立系企業です。

LabelGridとの違い:APIドキュメントを公開し、DDEX ERN 3.8.2〜4.3.2に対応しています。

Audicient

配信、ロイヤリティレポート、カタログ管理、プロモツールを網羅したREST APIで、Armus Digitalの技術を基盤としています。ドキュメントはデモ登録が前提です。全プランにホスト型のホワイトレーベルUIが付きます。料金は月額$59からと初期費用$250で公開されています。

LabelGridとの違い:デモの壁がなく、ドキュメント、サンドボックス、公開料金を最初から確認できます。

含まれるもの

LabelGridで使える機能

APIアクセス

REST API

公開ドキュメントとサンドボックス環境を備えたフルAPIアクセス。LabelGridのバックエンドを使って、自社ブランドのプラットフォームを構築できます。

配信

主要DSPすべて

DDEX 3.8.2および4.3.2準拠のメタデータで、Spotify、Apple Music、Amazonをはじめ主要なストリーミングサービスすべてに配信できます。

オーディオ

Dolby Atmos&Hi-Res

Dolby AtmosとHi-Res Audioの配信が全プランに標準で含まれます。トラックごとの料金や追加料金はありません。

WORDPRESS

公式プラグイン

LabelGrid公式のWordPressプラグインで、カタログ同期、スマートリンク、Spotifyの事前保存キャンペーンに対応します。これを提供しているプラットフォームは他にありません。

コンテンツ保護

AI時代におけるあなたの音楽

AI企業は音楽カタログへのアクセスを求めています。大手レーベルはすでにライセンス契約を結びはじめ、新しいAIプラットフォームも次々と登場しています。LabelGridでは、多くのディストリビューターがこの問題を意識する前に、利用規約のなかで正面から対応しています。

AIへの配信はオプトイン制で、初期設定はオフです。AI向けのDSPが利用可能になった場合、どのリリースをどこに届けるかはご自身で選べます。新しいDSPへの自動配信を有効にしても、別途オプトインしない限りAIプラットフォームは対象外のままです。

配信ライセンスの範囲は配信のみです。選んだDSPへコンテンツをお届けする、それだけです。「あらゆる目的に利用できる」といった広範な表現も、音楽の利用方法に関するあいまいな点もありません。

あなたの音楽。あなたの条件。あなたの管理のもとで。

よくある質問

よくある質問

LabelGrid(api.labelgrid.com)とRevelator(api-docs.revelator.com)はAPIドキュメントを公開しています。SonoSuiteとFUGAはドキュメントの公開有無を明示していません。Limbo Music、Audicient、Evearaは、営業への問い合わせやデモを経ないと閲覧できません。
LabelGridは全APIプランにサンドボックス環境が付き、ドキュメントも公開しているので、まずエンドポイントの一覧を確認できます。このリストの他のプラットフォームは、サンドボックスの利用について公にドキュメントを示していません。
公開されている料金は次のとおりです。LabelGridのAPIプランは月額$119から(年払い)、Revelatorは月額$249から、Limbo Musicは月額€149から、Audicientは月額$59からと初期費用$250です。SonoSuite、FUGA、Eveara、ToneGridは見積もり制または非公開です。
LabelGridはDDEX ERN 3.8.2、4.3.0、4.3.1、4.3.2のフィードを生成し、APIプランではDDEXのインポートにも対応します。Revelator(DDEX正会員)とSonoSuiteはERN 4.3に対応。FUGAはDowntownを通じたDDEX Charterメンバーです。Limbo MusicはERN 3.8.2で動作します。ToneGridはERN 4.3を表明しています。AudicientはDDEXのインポート/エクスポートに触れていますが、バージョンは明記していません。Evearaは公にDDEX対応を表明していません。
はい。このリストのすべてのプラットフォームが何らかの形でホワイトレーベルを提供しています。違いはその方式にあります。ホスト型のブランドダッシュボード(Audicient、SonoSuite、Eveara)、API主導の構築(LabelGrid、FUGA、Revelator)、あるいはその両方です。LabelGridは全APIプランにホワイトレーベルを含みます。
半日で確認できる5つのポイントがあります。公開ドキュメント(契約前にエンドポイントを読めるか)、サンドボックスの利用可否、公開された料金、既存フィードがある場合のDDEXバージョン対応、配信イベントに対するWebhookの網羅性です。この5つすべてを営業との打ち合わせの後ろに隠すプラットフォームは、内容を見ないままの契約を求めているのと同じです。
はい。Webhookイベントは配信ステータスの変更、DSPの承認、配信停止の確定、ロイヤリティのインポートを対象とし、署名付きペイロードと自動リトライに対応しています。
LabelGridなら可能です。REST APIまたはDDEXインポート(自動検証付きのS3エンドポイント、APIプランで利用可能)を使えるため、すでにDDEXフィードを生成している場合はカタログを取り込み直す必要がありません。他社の移行方法はさまざまなので、各社に直接ご確認ください。