大手音楽ストリーミングプラットフォームのSoundCloudが、マーチャンダイズのマーケットプレイス「SoundCloud Store」を発表しました。従来のストリーミングサービスの枠を超えた取り組みで、SoundCloud公式グッズを販売するほか、選ばれたアーティストが独自にデザインしたオリジナルグッズを出品・販売できる場を提供します。今回のローンチは、アーティストとファンのつながりを深め、クリエイターに新たな収益源を届けるというSoundCloudの姿勢を示すものです。
SoundCloud Storeの主なポイント
- アーティストとのコラボレーション:ストア開設にあたり、Wiz Khalifa、Denzel Curry、wolfacejoeyy、Bktherula、Armani Whiteといった人気アーティストの限定デザインが登場します。
- Next Proとの連携:SoundCloudのNext Proサービスを利用する一部のアーティストは、手間をかけずに限定グッズをデザインして販売できます。
- アーティスト本位の収益モデル:アーティストグッズの売上利益は、100%そのままクリエイターに還元されます。
- Essentials Collection:SoundCloud公式グッズで、ファンがプラットフォームへの応援の気持ちを表せます。
- 対象エリア:ローンチ時点では、アメリカ、欧州連合(EU)、カナダのファンが利用できます。
- 受注生産方式:すべての商品は注文を受けてから製造するため、アーティストは初期費用や在庫管理の負担がありません。
アーティストの参加条件
- 現在は一部のNext Proアーティストのみが利用できます
- 参加するには、グッズに関する権利をアーティスト本人が100%保有している必要があります
- 参加を希望するNext Pro会員は、SoundCloudの申請手続きを通じて応募できます
ファンの購入とアーティスト応援
アメリカ、欧州連合(EU)、カナダのファンは、SoundCloud Storeでグッズを購入し、ストリーミングにとどまらない形で好きなアーティストを応援できます。ストアではTシャツ、パーカー、帽子、数量限定のアクセサリーなど幅広い商品を取り揃えており、いずれもクリエイターとリスナーの本物のつながりを映し出しています。
SoundCloudが描く未来
SoundCloudは、アーティストにとってもファンにとっても、ストリーミングだけでは十分ではないと考えています。SoundCloud Storeは、アーティストとファンが音楽を通じてつながり、分かち合う方法を改善していく継続的な取り組みの一環です。このグッズ販売の場を通じて、SoundCloudは次のことを目指しています。
- ストリーミングを超えた、意味のある収益源をアーティストに提供する
- クリエイターが制作に専念しながら、スピーディーにグッズを展開できるようにする
- 好きなアーティストとプラットフォームを目に見える形で応援する手段をファンに届ける
- アーティストとオーディエンスの絆を強める
今後の展望
SoundCloudは、将来的にストアの対象を広げ、参加アーティストや提供エリアをさらに拡大していく可能性を示唆しています。段階的にサービスを成長させていく方針がうかがえます。
音楽業界への影響
SoundCloud Storeのローンチは、音楽ストリーミングプラットフォームの進化における大きな一歩です。アーティスト本位で使いやすいグッズ販売の仕組みを備えることで、SoundCloudはアーティストに対する価値を高め、ファンとのつながりをいっそう強めています。この動きは、ストリーミングサービスがグッズ販売をはじめとする新たな収益源へと事業を広げ、アーティストを支えファンとの関わりを深めていくという、音楽業界全体の流れにも沿ったものです。
まとめ
SoundCloud Storeは、アーティストの活動を後押しし、ファンとの関わりを生み出す新たな節目となります。音楽業界が変化を続けるなか、SoundCloudのこの取り組みは、ストリーミングプラットフォームがアーティストを支えリスナーとつながる新しい基準を示しています。お気に入りのアーティストのグッズやSoundCloud公式アイテムを身につけることで、ファンは音楽への思いを目に見える形で表現でき、デジタルでの音楽体験と現実世界でのアーティスト応援をつなぐことができます。