レーベル・ディストリビューター向けUnitedMasters代替サービス

UnitedMastersは、ブランドとのパートナーシップとヒップホップ文化を軸に設計され、アーティストをNBAやNFL、大手消費財ブランドとのディールへとつなげてきました。このモデルは、シンク利用を狙うソロアーティストにはよく合います。一方で、レーベルを運営し、オープンなAPI、複数レーベルの一元管理、自動化されたロイヤリティ計算、ジャンルを問わない主要な音楽配信サービスすべてへの配信が必要であれば、その業務フローのために一から設計されたのがLabelGridです。

項目別の比較

2つのサービスを比べる

機能 LabelGrid UnitedMasters
手数料 リリースごとの手数料なし。年額固定料金 10%(無料プラン)/ 0%(Selectプラン 年額$59.99)
APIアクセス あり。公開ドキュメントとサンドボックスを備えた本格的なREST API なし
配信先DSP 主要な音楽配信サービスすべてに対応 幅広いDSPに対応
ホワイトレーベル対応 あり なし
複数レーベルの管理 あり。レーベル数は無制限 なし
ロイヤリティの自動分配 あり。分配率の設定とアーティスト別の明細に対応 限定的
Dolby Atmos / 空間オーディオ あり。全プランに標準搭載 SELECT/PARTNERプランのみ(手動対応、Apple Music限定)
YouTube Content ID 標準搭載。リリースごとの追加料金なし 1リリースあたり$4.99 + UnitedMastersへの分配20%
Spotify公認プロバイダー あり Spotifyの公式プロバイダー一覧に未掲載
カバー曲の配信 対応。利用者がメカニカルライセンスを取得 非対応
DDEX準拠 準拠。3.8.2 + 4.3.2 非準拠
対応ジャンル 全ジャンル ヒップホップ・R&B中心
AIコンテンツ保護 AI DSPへの配信はオプトイン制、初期設定は無効 AIに関する明確な規定なし
AI生成音楽 トラック単位・リリース単位での開示を必須として受け入れ 受け入れ(Meta・TikTokを除く)
競合サービスの情報は2026年3月時点で確認したものです。機能や料金は変更されている場合があります。ご判断の前に、各サービスの最新の公式サイトでご確認ください。

LabelGridを試してみませんか

実際にかかるコスト

UnitedMastersの費用の内訳

UnitedMastersには、収益分配型の無料プランと有料のSelectプランがあります。費用を比べてみましょう。

機能 UnitedMastersの費用 LabelGrid
無料プランの手数料 収益の10% 該当なし(無料プランなし)
Selectプラン 月額$5.99(年額$71.88) 年額固定料金
APIアクセス 利用不可 本格的なREST API
複数レーベルの管理 利用不可 レーベル数は無制限
ロイヤリティ計算 基本的な分配のみ 本格的な計算エンジンを標準搭載
Dolby Atmos 利用不可 標準搭載
Selectプランの年額 年額$71.88 + 限定的なレーベル機能 年額固定のサブスクリプション

unitedmasters.comで公開されている料金にもとづいています。

レーベルが乗り換える理由

レーベルがUnitedMastersから移行する理由

UnitedMastersは、ある明確な狙いのもとに設計されました。インディーのヒップホップ・R&Bアーティストを大手ブランドの目の前に届ける、という狙いです。これらのジャンルのソロアーティストにとって、ブランドディールへの導線は本当に価値があります。しかし、その特化ゆえに、レーベルとして運営しはじめると現実的な制約が見えてきます。まず、ジャンルの問題です。UnitedMastersは、発掘やブランドディールの仕組みをアーバンミュージックを中心に築いてきました。所属アーティストがロック、エレクトロニック、ラテン、クラシックにまたがる場合、このプラットフォームが提供できるのは基本的なアップロードと配信にとどまります。ジャンルを問わないカタログ管理はなく、UnitedMastersならではのブランド機会も、ほとんどのジャンルには広がりません。次に、手数料の仕組みです。UnitedMastersの無料プランは、ストリーミングのロイヤリティから恒久的に10%を差し引きます。Selectプランは年額$59.99でこの手数料をなくしますが、それでもレーベルに必要な運用基盤は揃いません。業務を自動化するためのオープンなAPIはなく、複数のレーベルを管理するダッシュボードもなく、アーティスト別の明細を作成するための設定可能なロイヤリティ計算もありません。カバー曲の配信は明確に非対応で、多様なコンテンツを扱うレーベルにとってカタログの柔軟性が損なわれます。配信規格の面でも差があります。UnitedMastersはSpotifyの公式公認プロバイダー一覧に掲載されておらず、Dolby Atmosへの対応はサポートチームを通じた手動対応で、しかも有料プランのApple Musicに限られます。空間オーディオを大規模に配信するレーベルにとって、この運用は実用に耐えません。

私たちのおすすめ

レーベルのための総合的なソリューション

ブランドディールを目当てにUnitedMastersを選んだのであれば、それは今もUnitedMastersの強みであり、LabelGridが同じものを提供することはありません。ですが、優先したいことが、プロのレーベル運営へと移ってきているなら話は別です。複数のレーベルを管理し、アーティスト間でロイヤリティを分配し、APIで配信を自動化し、Dolby Atmosを含めて主要な音楽配信サービスすべてに届ける。こうした業務こそ、UnitedMastersが想定していなかった部分であり、LabelGridがしっかり埋めていきます。すべてのプランに、年額固定料金、DDEX準拠の配信、Content IDによる収益化、Hi-Resオーディオ、音声フィンガープリンティングが含まれます。現在のプランは料金ページをご覧ください。まずは7日間の無料トライアルをapp.labelgrid.comではじめ、本格的なダッシュボードを契約前にじっくりお試しください。

コンテンツ保護

AI時代に、あなたのカタログを守る

AIプラットフォームは音楽カタログへのアクセスを求めています。レーベルとしては、自分たちのコンテンツがどう扱われるのかを正確に把握しておく必要があります。LabelGridは利用規約にAI保護を明記しています。明確な定義、配信のコントロール、そして配信のみを対象とする利用許諾です。

AIへの配信は、レーベル単位でもリリース単位でもオプトイン制です。初期設定では無効で、自動オプトインの対象からも外れています。お客様が自ら選ばないかぎり、リリース単位でカタログ全体が保護されたままです。

配信の利用許諾は、配信のみを対象とします。お客様が選んだDSPへコンテンツを届けます。AI学習やその他の用途に及ぶと読めるような曖昧な文言はありません。

アーティストは、自分の作品が最初から守られていると安心できます。

世界規模

世界中のDSP

独立系

独立した運営

DDEX 4.3.2

準拠した配信

Spotify

公認プロバイダー

LabelGridで使える機能

配信

主要な音楽配信サービスすべて

Spotify、Apple Music、YouTube、TikTokをはじめ、主要な音楽配信サービスすべてに届けます。

API

オープンなREST API

公開ドキュメントとサンドボックス環境を用意。独自の連携を構築し、業務を自動化できます。

オーディオ

Dolby Atmos

空間オーディオ、Hi-Res、Apple Motion Artworksを、追加料金なしで全プランに搭載。

レーベル

複数レーベル対応

無制限のレーベル、ロイヤリティ計算、ブランド入りの明細、経費管理に対応します。

独立性が重要です

あなたのディストリビューターは、誰が所有していますか

UnitedMastersは多額のベンチャー資本を受けており、出資者にはApple、Alphabet(Google)、Andreessen Horowitzが名を連ねます。ロイヤリティを支払う側のプラットフォームが、自分のディストリビューターの投資家でもあるとき、利害が本当に一致しているのかという疑問が生まれます。

LabelGridは独立した運営です。大手レーベルの親会社もなく、企業による買収もなく、利害が競合する投資家もいません。配信パートナーの利益は、お客様の成功とまっすぐに重なっています。

よくあるご質問

よくあるご質問

満たすニーズが違います。UnitedMastersは、ヒップホップ・R&Bアーティスト向けのブランドパートナーシップを得意としています。LabelGridは、APIアクセス、複数レーベルの管理、ロイヤリティ計算、ジャンルを問わない主要な音楽配信サービスすべてへの配信を必要とするレーベルやディストリビューターのために作られています。

ありません。LabelGridが力を入れているのは配信基盤であり、ブランドパートナーシップではありません。ブランドディールが第一の目的であれば、その用途にはUnitedMastersのほうが合うかもしれません。

取りません。LabelGridは全プランで年額固定料金です。標準の配信手数料は5%で、年額固定料金のもとで、ロイヤリティの大半はお客様の手元に残ります。

使えます。LabelGridは、公開ドキュメントとサンドボックス環境を備えた本格的なREST APIを提供しています。APIプランは料金を公開しています。料金ページをご覧ください。

対応しています。LabelGridはカバー曲の配信に対応しています。必要なメカニカルライセンスの取得は、アーティストまたはレーベルの責任となります。

配信できます。Dolby Atmosの空間オーディオは追加料金なしで全プランに含まれ、Apple Music、Amazon Music、TIDALへ届けられます。

あります。LabelGridは7日間の無料トライアルを提供しており、ダッシュボードとカタログ管理ツールにフルアクセスできます。登録はapp.labelgrid.comから。

守ります。LabelGridの利用規約では「AI DSP」を独立したカテゴリーとして定義しています。コンテンツをAI学習、モデル開発、合成メディアの生成に使うあらゆるプラットフォームが該当します。AI DSPへの配信は初期設定で無効、オプトインのみで、レーベル単位とリリース単位の両方でコントロールできます。新しいDSPへの自動配信を有効にしても、AIプラットフォームは引き続き対象外です。配信の利用許諾が対象とするのは、お客様が選んだDSPへコンテンツを届けることだけです。それ以外には及びません。

配信できます。LabelGridは、開示を必須としたうえで、AI支援・AI生成の音楽を受け入れています。AIの関与は、トラック単位(音声)とリリース単位(アートワーク)で申告します。選択肢は、AIを使用していない・AI支援・AI生成の3つです。この情報は、Apple Music Transparency TagsやSpotifyのDDEXベースのラベリングを含め、すべてのDSPへ自動的に送られます。なりすまし、ディープフェイク、誤解を招くメタデータは認められません。AIコンテンツに関する詳しいガイドはこちら

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7日間の無料トライアルをはじめましょう。公開中の料金もご確認いただけます。クレジットカードは不要です。