Vydiaの代替:申し込む前に価格を読む
先に結論を。Vydiaが売っているのは申込制でたどり着く音楽ビジネス一式で、配信、権利、ロイヤリティ、音楽出版、シンク、レーベルサービス、マーチまでを含みます。LabelGridが売るのは、レーベルやプラットフォームが土台にするインフラです。取得した同社のページでは、アカウントへの導線がすべて“APPLY”から始まります。LabelGridの場合は、すべての配信プランとAPIティアの価格を料金ページで読み、セルフサーブのプランを7日間の無料トライアルで始められます。LabelGridも上位の製品には入口を設けています。下の表にあるVydiaの値は、すべて同社の公開ページから取得したものです。
開発者はどこから始めるのか
2026年9月23日に閲覧した同社の11件の個別ページでは、APIへの言及はいずれもVydiaが利用する第三者のAPIで、開発者向けやドキュメントの面はその取得範囲に含まれていませんでした。これは同社の公開資料が何を扱っているかについての観察であって、同社の製品についての断定ではありません。LabelGrid側は今すぐブラウザで確かめられます。営業との会話なしで読める公開APIドキュメント、公開MCPレジストリに載る公式のオープンソースMCPサーバー(@labelgrid/mcp、MIT)、配信の一部としてのDDEX ERN納品、そしてAPIプランとCustom DistributionでのSFTPまたはS3経由のDDEX ERNインポート。サンドボックスは購入前ではなく、APIプランが有効になった時点で開きます。
同社自身のページから
両者が書面にしていること
以下のVydiaの値は、いずれも2026年9月23日に閲覧した11件の個別ページから取得したもので、表の下にリンクを記載しています。同社の公開資料がその項目について何も述べていない場合は、推測せずに行ごと省いています。
| 項目 | LabelGrid | Vydia |
|---|---|---|
| 買い手の始め方 | セルフサーブの配信プランは、申し込みではなく7日間の無料トライアルから始まります。上位の製品には入口があり、APIと第三者配信には導入時のスクリーニングとKYC/KYBが必要で、ホワイトレーベルポータルのImprintはウェイティングリスト制です。 | 取得したページでアカウントに関する行動喚起は「APPLY」だけで、その隣に「CLIENT LOGIN」 |
| 話をする前に価格を確かめられる範囲 | Custom DistributionとAPIの開始価格を含め、すべての配信プランとAPIティアの価格を料金ページに掲載しています。例外はImprintで、価格は公開せず導入時に範囲を決めて見積もります。 | 2026-09-23に閲覧した11件の個別ページのいずれにもプラン価格の記載なし。規約はストレージプランの選択肢をダッシュボード内に置いている |
| 音楽出版 | LabelGridは音楽出版の管理を行いません。音楽出版権の管理、音楽出版ロイヤリティの回収、音楽出版社とのつながりは、どのプランにもなく、上位プランに変えても付きません。LabelGridが配信し回収するのは原盤側で、ロイヤリティ計算の対象も原盤ロイヤリティです。 | 音楽出版権の管理。PRO/CMOへの登録と回収 |
| ホワイトレーベルポータル | LabelGridのホワイトレーベルポータル、Imprint。お客様自身のブランドをお客様のドメインに載せ、エンドカスタマーごとに独立したワークスペースを用意します。 | ホワイトレーベルのプラットフォーム。ブランドを自由に設定でき、所属アーティスト全体が対象 |
| 開発者向けの面 | 営業との会話なしで読める公開APIドキュメント。サンドボックスはAPIプランが有効になった時点で開きます。公式のオープンソースMCPサーバー@labelgrid/mcp(MIT)を公開MCPレジストリで公開しています。 | 2026-09-23に閲覧した11件の個別ページでは、「API」への言及はいずれも第三者のもの |
| 支払いについて公開されている内容 | LabelGridは支払い手数料表も国別の対応表も公開していません。公開しているのはカレンダーです。明細は毎月21日から生成し、支払いは翌月3日から14日の間に開始し、着金は開始から3〜7営業日後です。 | 国別の支払い対応表を公開 |
| 会社の所有者 | 米国コロラド州デンバーのLabel Grid, LLC。2017年設立、メジャーレーベルにもDSPにも属さない独立資本です。 | 2023年にgamma.が買収(同社の会社概要ページ) |
上記のVydiaに関する7件の値は、いずれも同社の公開ページから取得しています(2026-09-23閲覧): vydia.com/, vydia.com/about/, vydia.com/publishing-admin-and-sync/, vydia.com/terms-conditions/, vydia.com/vydia-payment-methods-coverage/, vydia.com/white-label/。同社の一次情報ページから確認できなかった項目は、推測せずに省略しています.
料金の正体
取り分ではなく、年額の固定料金
お客様がLabelGridに支払うのは年額固定のプラットフォーム料金で、ロイヤリティに対する割合に変わることはなく、規模に応じて段階が上がるだけです。SoloまたはBasicのお客様は標準DSPロイヤリティの85%を、Proのお客様は90%を手元に残します。Custom DistributionとAPIティアでは、LabelGrid自身の契約を通じて得た標準DSPのロイヤリティの95%、お客様ご自身の直接契約またはSOBO経由で得た分は100%がお客様に残ります。SOBOの場合、LabelGridはインフラを提供するだけです。UGCとContent IDの収益のうち、LabelGrid自身の契約を通じて得た分には20%の手数料がかかります。
ですから良い年が来ても、動くのは公開された階段の段であって、割合ではありません。標準の3つのAPIティアには、処理するロイヤリティの月額上限が米ドルで設定されています。Starter APIで$35,000、Growth APIで$115,000、Scale APIで$350,000。継続的に超過した場合も超過料金ではなく、次のティアについての相談が始まります。
これに並べられるVydiaの数字はなく、こちらで作るつもりもありません。同社の配信契約書は取得範囲に含まれておらず、当社が読んだ規約が価格を示しているのはストレージプランだけで、2026年9月23日に閲覧した11件の個別ページには、いかなる割合も載っていません。
自社のカタログ、自社のサイト
道具の背後にあるのは1つの公開API
LabelGridのWordPressプラグインは、リリースとアーティスト、そしてダウンロードゲートを6時間ごとにお客様のサイトへ同期します。追加費用なしで、どのLabelGridアカウントでも使えます。npmのオープンソースMCPサーバーと付属のCLIは、APIプランの上で同じ公開APIを使うので、エージェントとダッシュボードが同じカタログを読みます。
自分のカタログをリリースする
配信プランに含まれるもの
レーベルやアーティストは公開された年額プランを購入し、7日間の無料トライアルから始めます。トライアルはセルフサーブのプランに付きます。Dolby Atmosのミックスとハイレゾマスターは、すべての配信プランで追加料金なしに納品します。ISRCとUPCはリリースとともに発行され、後で他社へ移っても引き続きお客様のものです。YouTube Content IDの登録は配信プランで利用でき、LabelGrid自身の契約を通じて得たUGCとContent IDの収益には20%の手数料がかかります。
自動のロイヤリティ分配とアーティスト別明細はBasic以上とすべてのAPIティアで動き、Soloにはどちらも付きません。明細を発行するのも、共同制作者へ支払うのもLabelGridのプラットフォームなので、お客様が一件ずつ送金する必要はありません。配信プランのリリースは、納品前に必ず人がメタデータと権利を確認します。アカウントが自身の直接契約のみを通じて配信している場合を除きます。この確認はオプション販売ではなく、プランに含まれています。
Vydiaはこの読み手を別の場所へ案内します。同社トップページの主力サービスのカードはアーティストだけでなくレーベルやエージェンシーにも呼びかけており、そこへの導線は申し込みから始まります。
リセラーと運営者
ブランド付きプラットフォームの2つの形
VydiaもLabelGridも、自社のものとして運営できるブランド付きプラットフォームを売っており、どちらもその価格を公開していません。違うのは、その下にあるアカウントの形と数え方です。
標準の各APIティアは、サポート経由でレーベル用ポータルの追加パックを1つだけ足せます。Starter APIで5、Growthで10、Scaleで25と固定です。2つ目のパックはなく、枠ごとの価格もありません。1パックを超えたら答えは次のティアです。
APIの上に作る
エンジニアが今日確かめられること
LabelGridはAPIドキュメントを公開しているので、こちらが名前を知る前にエンドポイントを読めます。標準の3つのAPIティアはCustom APIの開始価格とともに料金ページに掲載しており、正直に言えばサンドボックスが境目です。LabelGridはAPIプランが有効になった時点でサンドボックスを開きます。購入前ではありません。
ストアへの納品にはDDEX ERNのメッセージ体系を使い、LabelGridはERN 3.8.2、4.3.0、4.3.1、4.3.2に対応します。逆方向の取り込みはSFTPまたはS3経由で、一度きりのカタログインポートとしても継続的なフィードとしても動きます。利用できるのはAPIプランとCustom Distributionで、Solo、Basic、Proでは使えません。有効化にはサポートの対応が必要で、有効にした場所には初回設定費用が付きます。
APIアカウントの規模は3つのメーターで決まります。トラック数の上限、エンドカスタマー向けポータル数の上限、そして標準のAPIティアでは月々の処理ロイヤリティ額の上限で、米ドルで$35,000、$115,000、$350,000です。どれかを超えると公開された階段を1段上がります。個別契約ではどのメーターも交渉できます。
Vydiaが強いところ
Vydiaのほうが良い選択になる場合
当社よりVydiaのほうが合う買い手はいます。そこを取り繕っても時間の無駄です。次の3つがいちばんはっきりしています。
この節は、当社が公開するすべての比較ページに必ず置いています。信用できない比較に価値はありません。
どちらを選ぶか
2社のどちらを選ぶか
原盤の配信だけでなく音楽出版収入の管理も必要なら、Vydiaを選んでください。同社の音楽出版チームは楽曲を世界各国のPRO・CMOに登録し、音楽出版収入を自社プラットフォームを通じて回収し、クライアントに代わってシンクの売り込みと交渉も行います。LabelGridはどのプランでも音楽出版の管理を行わないので、その必要があるだけで答えは決まります。
配信、権利管理、ロイヤリティを1社に任せ、その横にマーチやプロモーション施策も置きたい場合も同社です。契約前に支払いの仕組みを読んでおきたい場合も同じで、下限額、カレンダー、決済処理業者の手数料表、国別の対応表がすべて同社のページに載っています。申し込みから入るのが性に合うなら、これも同社です。公開されている導線は、アクセスの前にまず会話から始まります。
LabelGridが合うのはもう一方の買い手です。先に価格を確かめ、自分の名前で運営し、その上に自分で作りたい人たちです。
契約する前に
聞いておく価値のある7つの質問
他社に聞くのと同じように、当社にも聞いてください。機能一覧では同じに見える2つのプラットフォームを分けるのは、その答えです。