EVEARAの代替:1つのバックエンドで動く3つの製品
先に結論を。EVEARAが売っているのは、企業が自社名で運営するホワイトレーベルのDIY配信プラットフォームです。LabelGridは1つのバックエンドで3つの製品を売っています。レーベルが今日から7日間の無料トライアルで買えるセルフサーブ配信、ホワイトレーベルポータルのImprint、そしてAPIのEngineです。同社の製品全体がImprintと並ぶので、問いは機能の多さではなく、お客様の事業にどの形が必要かです。下の比較表にあるEVEARAの値は、すべて同社の公開ページから取得したもので、表の下に閲覧日とともにリンクを添えています。
エンジニアが今日読めるものは何か
当社の開発者向けの面は、今日インストールでき、監査もできます。公開APIドキュメント、npmに@labelgrid/mcpとして公開されたMITライセンスのオープンソースMCPサーバー(公開MCPレジストリ掲載、v0.4.0、8つのツールセットに30のツール)、ERN 3.8.2、4.3.0、4.3.1、4.3.2への対応とAPIプランおよびCustom DistributionでのDDEXインポート、そして有料のAPIプランが有効になったAPIアップグレードの時点でLabelGridが開くサンドボックス。2026-09-23に閲覧した同社の8件の個別ページには、MCPやModel Context Protocolへの言及も、DDEXやERNへの言及も、サンドボックスへの言及もありません。一方で同社の機能ページは「Full API Capabilities」を掲げており、api.eveara.com/docs/は当社の自動クライアントに403を返したため、同社が公開している開発者向けの面はかなりの部分が未読のままです。
横に並べて
両者はどう並ぶか
以下のEVEARAの値は、いずれも同社の公開ページから取得したもので、それらのページは表の下に閲覧日とともにリンクしています。例外はMCPの行だけで、その旨はセル自身に書いてあります。この行は不在を記録するものなので、1ページを読むのではなく、同社の8件の個別ページ全体を走査しています。同社の一次情報ページから確認できなかった項目は、行ごと省いています。
| 項目 | LabelGrid | EVEARA |
|---|---|---|
| その会社が売っているもの | 1つのバックエンドで動く3製品。レーベルとアーティスト向けのセルフサーブ配信(セルフサーブのプランには7日間の無料トライアル)、ホワイトレーベルポータルのImprint、APIのEngine | 企業やブランド向けに売られるホワイトレーベルのDIY配信プラットフォーム |
| 料金 | Custom DistributionとAPIの開始価格を含め、すべての配信プランとすべてのAPIティアを公開の料金ページに掲載しています。ホワイトレーベルポータルのImprintは公開せず、導入時に範囲を決めて見積もります | 見積もりのみ:「Depending on the size of your business, we offer various pricing plans」 |
| ホワイトレーベル化 | Imprintはお客様自身のブランドでお客様のドメイン上で動き、エンドカスタマーごとに独立したワークスペースを用意します | 100%ホワイトレーベル。リセラーのブランド、ロゴ、ドメイン、配色 |
| リリースの届け先 | 世界の主要な音楽配信サービス、ダウンロードストア、ソーシャルアプリのすべて。Spotify、Apple Music、Amazon Music、YouTube Music、TIDAL、Deezer、SoundCloud、Audiomack、TikTok、Instagram/Facebook、Anghami、Boomplay、JioSaavn、KKBOX、Tencent/QQ Musicなどの地域サービス、Beatport、Juno Download、Bandcampなどのダウンロードストア。利用できる配信先はすべて既定で選択され、リリースごとに個別に外せます | Spotify、Apple Music、Amazon、Deezer、TIDAL、TikTok、SoundCloud、Pandora、Qobuz、Napster、Boomplay、Anghami、JOOX、Melon(Kakao)、Gaana、Hungama、Yandex、YouTube Music/Content IDほか(同社の配信先ページ) |
| リリース審査 | 配信プランのリリースは、納品前に品質、メタデータ、権利を人が追加費用なしで確認します。アカウントが審査免除の承認を受けている場合を除きます | 配信するトラックはすべてリアルタイムで確認とフィンガープリントを実施 |
| MCPサーバー | 公式のオープンソースMCPサーバー。npmの@labelgrid/mcp、MITライセンス、公開MCPレジストリにio.github.labelgrid/labelgrid-mcpとして掲載、v0.4.0で8つのツールセットに30のツール。利用にはAPIプラン、APIトークン、Node 20以上が必要です | 2026-09-23に閲覧した同社の8件の個別ページには、MCPやModel Context Protocolへの言及なし |
上記のEVEARAに関する6件の値は、いずれも同社の公開ページから取得しています(2026-09-23閲覧): eveara.com/, eveara.com/diy-distribution/, eveara.com/features/, eveara.com/outlets/。同社の一次情報ページから確認できなかった項目は、推測せずに省略しています.
これが重要な理由
今日、値段を出せるもの
EVEARAの価格の項には「Depending on the size of your business, we offer various pricing plans for setting up and running your distribution service」とあり、同社のガイドは買い手を無料デモの予約へ案内します。2026-09-23に閲覧した8件の個別ページのどこにも通貨額は出てきません。つまりリセラーがEVEARAに支払う価格は、見積もりで決まります。
この点で当社の完勝だと言うつもりはありません。Imprintの価格も公開ではなく導入時に範囲を決めて見積もる形で、同社の製品と競合するのはそのImprintだからです。正直に言える範囲はもっと狭いものです。LabelGridのすべての配信プランとすべてのAPIティアは、Custom DistributionとAPIの開始価格を含めて料金ページに載っています。ですからセルフサーブとAPIの経路については、誰かと話す前に規模を見積もり、社内の承認を取り、エンドポイントを読めます。
Custom DistributionとAPIティアでは、お客様がLabelGridに年額固定料金を支払い、それがプラットフォームの対価になります。これらのプランでは、LabelGrid自身のDSP契約を通じて得たロイヤリティの95%がお客様に残り、お客様ご自身のDSP契約やご自身のMerlin会員資格によるSOBO経由で得た分は100%がお客様に残ります。Solo、Basic、Proではそれぞれ85%、85%、90%がお客様に残り、SOBOの経路はありません。UGCとContent IDの収益のうち、LabelGrid自身の契約を通じて得た分には、配信プランでもAPIティアでも20%の手数料がかかります。
レーベルとアーティスト
自分のカタログをリリースするレーベルに
自分のカタログをリリースするレーベルやアーティストの場合。公開された年額プランを購入し、セルフサーブのプランはすべて7日間の無料トライアルから始まります。レーベル数はSoloで1、Basicで3、Proで5、Custom Distributionで50。Solo、Basic、Proは上限に達したら1段上がります。
プランの中身はティアが変わってもほとんど変わりません。Dolby Atmosのミックスとハイレゾマスターは、すべての配信プランとすべてのAPIティアで追加料金なしに納品します。LabelGridはトラックごとのISRCとリリースごとのUPCを無料で発行し、解約後もそのコードはお客様のものです。YouTube Content IDの登録はすべての配信プランで利用でき、20%の手数料を差し引いた80%がお客様に残ります。自動のロイヤリティ分配とアーティスト別明細はBasic以上とすべてのAPIティアで動き、Soloにはどちらも付きません。配信プランのリリースは、納品前に品質、メタデータ、権利を人が追加費用なしで確認します。アカウントが審査免除の承認を受けている場合を除きます。
EVEARAの取得資料が売っているのは、自社名で配信サービスを運営する企業向けのプラットフォームです。ですから自分のために買うレーベルにとっては、同社のページが描く取引とは別の取引になります。
ホワイトレーベル事業者
自社サービスを運営する企業に
ここが本当の一対一の対決です。EVEARAと、当社のホワイトレーベルポータルImprint、その横にEngine。どちらもお客様のブランドで動くので、生きた問いはその下の層にあります。アカウントの構造、商流の形、そして事業が最初のプランを超えて育ったときに何が起きるかです。
Imprintの価格は公開せず導入時に範囲を決めて見積もりますし、EVEARAがリセラーにいくら請求するかも公開されていません。同社のガイドに出てくる金銭の仕組み、つまり月額サブスクリプションやリリースごとの料金、ロイヤリティの割合は、リセラーが自分のアーティストに請求するもので、これはまた別の取引です。
API利用者
APIの上に作るチームに
当社のAPIドキュメントは公開されていてログインは要りません。標準の3つのAPIティアは、Custom APIの開始価格とともに料金ページに掲載しています。サンドボックスは購入前のお試しではありません。LabelGridは、有料のAPIプランが有効になったAPIアップグレードの時点でサンドボックスを開きます。セルフサーブのプランに付く7日間の無料トライアルでは、APIもサンドボックスも使えません。
DDEX ERNのインポートは、一度きりのカタログ取り込みとしても、SFTPまたはS3の継続的なフィードとしても動きます。利用できるのはAPIプランとCustom Distributionで、有効にした場所には初回設定費用がかかります。ERN 3.8.2、4.3.0、4.3.1、4.3.2に双方向で対応します。当社のMCPサーバーはMITライセンスのオープンソースで、npmに@labelgrid/mcpとして公開し、公開MCPレジストリにも掲載しています。@labelgrid/cliは同じ公開APIを包んでいます。
契約する前にメーターを読んでください。APIティアの規模は、トラック数の上限、備えるエンドカスタマー向けポータルの数、そして月々に処理するロイヤリティ額の上限(米ドル建て)で決まります。Starter APIで$35,000、Growth APIで$115,000、Scale APIで$350,000です。継続的に超過した場合は超過料金ではなく、上位ティアへの相談が始まります。これらのメーターはいずれも個別契約で交渉できます。
同社が勝っているところ
EVEARAのほうが良い選択になる場合
何も譲らない比較には価値がありません。EVEARAのほうが強い答えになる場所を、同社自身のページの言葉で挙げます。
この節は、当社が公開するすべての比較ページに必ず置いています。信用できない比較に価値はありません。
判断
どちらを選ぶべきか
自社名で配信サービスを運営するとすでに決めていて、買う必要があるのがその1層だけなら、EVEARAです。取締役会が署名前に、名前の出た公開導入事例を求めるなら、同社です。AvidPlayが同社のトップページにあり、当社にはお見せできる同等のものがありません。自社ブランドのAndroidとiOSのネイティブアプリが売り物の一部なら、あるいはSony 360 Reality Audioのアップロードがカタログにとって重要なら、同社です。
価格表よりデモを起点とした会話のほうが合うなら、これも同社です。同社の入口はデモの予約で、当社もAPIと第三者配信の経路では会話から始まり、導入時のスクリーニングとKYC/KYBが必要です。入口の作法は両社の違いではありません。違いは、LabelGridが今日買えるセルフサーブのプランも売っている点です。
契約する前に
どのプラットフォームにも聞くべき7つの質問
当社にも、候補に挙げた他社にも、同じように聞いてください。その答えは、どんな機能表よりも、そのプラットフォームが実際にどう動くかを教えてくれます。当社の表も例外ではありません。